死者の日の前で、マリーゴールドの花が山積みになっていました。
現像したら見事にピントが後ろの屋台に。
写真スタジオのおばちゃんが、
「私はこの写真めっちゃ好きよ」
と言ってくれて、なんか急にうれしくなった。
当たり前だけどフィルムの写真は、現像するまでどんなふうにとれたのかわからない。
私は携帯やデジカメで撮るよりも1枚の写真を撮るまでにじいっと時間をかけてとるから、出来上がった写真を見たらどうしてその撮ろうと思ったのかとか、その時の状況などがぶわっと頭の中によみがえります。
旅ジャーナルを付けるなど記録魔の私にとっては、見るたびに何回も街歩きが頭の中で再現されるので、何度も何度も見返してしまうのです。